甲手はオーダーメイド

私は中高6年間、剣道をやっておりました。

始めるきっかけになったのは、中学校で最初にできた友人が剣道をやっていたからです。

彼に誘われるがまま、部活真っ最中の剣道場に見学しに行きました。

熱気、掛け声、強烈な足音にめまいを覚えながらもカッコイイと感動したのを覚えています。

 

中学生の頃は、貸出されていた防具一式を使っていましたが、

高校生になると、自分専用の防具が欲しくなってきました。

そこで、知り合いに紹介してもらい訪れたのが、

明大前駅から徒歩5分もかからない場所にある「武道鈴木」です。

 

私は防具の中でも、甲手にこだわりました。

何故なら、甲手こそが竹刀を握る手だからです。当然のように聞こえるかもしれません。

しかし、とっても重要なんです。

もしも自分の手のサイズに甲手の大きさが合っていなければ、竹刀を振りにくいったらありません。

無駄な隙間があれば、うまく力が入らずもどかしい思いをするでしょう。

 

また、剣道では相手の竹刀を弾く技があります。

しっかり握ることができていなければ、試合中に相手に竹刀を弾かれ、

無防備のまま打たれてしまうでしょう。

 

私も恥ずかしい思いをしたことがあります。

中学3年生の時の全国大会でした。

5対5の団体戦で、接戦のまま副将の私に出番が回ってきました。

相手は私の一回りも体の大きい相手。

私は、すばしっこく動いて相手の甲手か胴を打ち、勝つつもりでした。

 

しかし相手は、執拗に竹刀を私の竹刀にぶつけてきたのです。弾かんとばかりに。

サイズの合っていない甲手をしていた私は、とうとう竹刀を弾かれてしまいました。

「一本!」

後悔したときには負けていました。

そのあと私は、自分の体に合った専用の防具の大切さを思ったのです。

 

だからこそ「武道鈴木」で甲手をオーダーメイドで作ってもらいました。

値段は3万円ちょっと。

高い買い物でしたが、出来栄えに私は大満足でした。

竹刀を握る手に力がすっと入り、今までよりも滑らかに竹刀さばきが行えるようになったのです。

 

専門店ですので、ちゃんとサイズを測ってもらい、装着して、

実際にそれで竹刀を握ってみて確かめてください。

オーダーメイドだと愛着もわきますよ。

 

手入れについてですが、これは剣道家が頭を悩ませるところです。

どうしても、臭ってしまうからです。

私は、常に風通しの良い場所に置いておき、晴れの日には太陽の下で干していました。

たまに、内側に向かって消臭剤をふきかけたりしていましたよ。

 

オーダーメイドで作った防具は何年も使えますので、

ぜひ自分の体に合った甲手を、防具を作ってみてください。



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