昇段審査を受験するにあたり

私は現在剣道四段で日々稽古をしています。

実は四段を合格するまで何回も落ち苦戦してようやく合格しました。

その時に色々な先生や、上位の先輩達に話を聞いて改善したりして取り組みました。

 

私はよく言われたのが

「冴えのある打突が少ない。調子のいい時は出るけど少ない。

どんな状況でもそれが出せるように訓練するのが合格に繋がるよ。」

と言われました。

自分ではスピードをつけて鋭く打ってるつもりでも、第三者の見方は違ってました。

 

私は、色々な講習会や人のアドバイスを聞いて以下の事を取り組みました。

まずは日々の練習で、強い踏み込みでも耐えられる

体幹の筋肉を強化することを心がけて意識しました。

 

私は、打突の時にはその当時良く力んでしまい、

踏み込んだ時に跳ね馬のように跳ね脚によくなってしまいました。

ビデオ撮影してもらって、その時は意識して打ってるつもりでも

映像は真実を物語ってました。恥ずかしかったです。

 

また、継足も無意識に出ているときがあり、

指導してくれる地元の剣道倶楽部の先生が、

「審査では見栄えが悪くマイナスイメージだよ。

これは上の段位に進むほど、自己の力が上がっていくのと同時に悪癖もでちゃうよ。

それを直していこう。強い踏み込みができれば改善できるから。

今ならまだ修正間に合うからね。」と言われ、

その日から強い踏み込みをしての打突を練習しました。

 

相手には動かずにその場で停止してもらい、自分は間を得てそこから強く踏み込んで面を打つ。

これを嫌になるまで取り組みました。

最初は姿勢が崩れたり、脚が痛くなったりして辛かったです。

 

しかし、数か月後、その取り組みのお陰なのか

強く踏み込んだ時の反発力を逃がすことなく

吸収し強い素早い打突を打てるようになりました。

「うん。跳ね足にもなってない。

踏み込んで体の、体幹の力がついてどっしりした打ちになってきたよ。」

と褒められました。

 

それともう一つ取り組んだことは、刃筋を正しくして冴えのある打突を心がけました。

相手に対し、ただ打っていてもポイントや一本を有効と認められません。

高い段位の審査ほど。

良く小手先での技だったみたいで、

「刃筋を意識して打ってかないと駄目だよ。

刃筋が上手くできなければ正確な冴えのある打突が活かされないよ。」

と注意されました。

 

先生は、自分では真っ直ぐに竹刀を振ろうとしても、

利き手や体の左右の筋肉が違いで振り上げや、振り降ろしにも誤差が人間なので出てしまう。

自分がどのように竹刀を振ってるのか姿勢を確認してみるように

鏡の前で竹刀を振ってるフォームを確認。

また、時にはビデオの映像でそれをチェックし、悪いところは直ぐ直すように体に覚えさせ徹底。

上手くいかなければ納得いくまでやり直して竹刀をゆっくりと確実に振りました。

 

その二点に取り組んだ結果、スピードのある打突ができるようになり、

相手の隙を逃さずに確実な一本が打てるようになってきました。

 

四段の今まで不合格でした昇段審査も、ようやく合格できました。

先生から、「冴えのある打突ができていて文句なしだった。」と言われました。

審査員の方からも合格した時に

「鋭くいい打ちだったね。いい稽古してきたね。」と言われ嬉しく思いました。

 

これは初段であれ、高段位の審査であれ過大なのではないかと思います。

冴えのある打突ができるようになれば、どんな局面でも怯むことなく、

どんな状況や体勢でも技を放てる。

剣士としても大事な事です。

剣道を稽古する方々に、冴えのある打突を身に付けるトレーニングと稽古は

重要で欠かさず取り組んでもらいたいと思います。

 

来年、五段を受験します。

それまで冴えのある打突がぶれることない様に日々稽古取り組んでいます。

長い剣道人生で身に付けることが合格の早道かと思います。



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