昇段審査の概要と受かるコツ

剣道には、資格で言うと日商簿記2級、1級というような

段というステータスが設けられています。

 

日本剣道連盟としてはどのような目的や狙いをもって

段という制度を設けているのかは分かりませんが、

中学や高校の部活で剣道をやっている多くの選手は部活を通した実績のアピール

(2段からは進路の自己PRなどに書くことができます)や、

日々の練習のモチベーション維持するために段を取るための昇段を受けます。

 

ちなみに剣道の段は数字が若いほうから徐々に上がっていく

(初段、2段、~、8段)点で資格などに見られる級と異なるので少し注意です。

 

ここでは私が実際に取った体験をもつ初段と2段について、

概要と受かるコツについて書きたいと思います。

 

まずは審査の概要ですが、これに関しては初段も2段も「実技」と「型」からなっていています。

実技は試合会場で対戦相手と実際に試合を行うことを言います。

しかし実技では勝敗は決めず、打突部位に有効な打撃を加えても1本とはせず、

審査員実技をやっている選手の腕前を判断するまで続けます。

従って実技においてすることは初段も2段も同じです。

 

型というのは剣道というよりも剣術の技のデモンストレーションと言ったらいいかもしれません。

初段と2段の違いはまずここにあって、

初段では3番までの型(つまり演技と考えてください)を行うのに対して

2段は5番まであり、覚えなければいけない段取りが増えます。

 

もう1つの違いは段の倍率ともいうべき、受かりやすさです。

私の習っていた先生によると、

昔は初段の審査も2段の審査も形だけのものでみんな受かっていたらしいのですが、

それでは段を取る意味がないという批判がでたことから、

目安として初段では5%,2段では10%の昇段希望者を落すということになったそうです。

 

ではどのような対策を行えば受かることができるのでしょうか。

まずは型ですが、こちらは見た目の美しさを審査されている訳ではなく

決められた段取り通りにできているかを見られているので、

ド忘れをしたり余程型の練習をサボらない限りマイナスの評価をされることはない、

というよりしようがないです。

 

ですから毎回の稽古の後に所作を確認しておけば大丈夫です。

ただし本番で昇段希望者がズラーッと並んで同時に型を行う中、

1人だけ段取りを間違えるととても目立つので、

あくまでも手は抜かずに練習していきましょう。

 

審査において大事となってくるのは実技の方です。

実技では主に実戦を通じた積極的な声出しや攻めの姿勢などが審査されており、

打突の巧拙はその次です。

ですから打突の技術に自信がないという人でも、

大きな声をだして積極的に攻めていけば大丈夫です。

 

これは逆に言うと打突が上手い人でも声が小さかったり

守りの姿勢になっていて積極性が感じられていないと

下位の5%(2段なら10%)に入ってしまう可能性があるので注意しましょう。



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