私の剣道についてのあゆみ 

私と剣道との出会いは祖父によってです。

そのころ私は田舎から引っ越してきて、まあ下町に住んでいました。

そこに住んでいたのはいわば低層階級の人たちでした。

遊び仲間はそこの子供たちで、たむろしているのは悪ガキですね。

 

母親しかいない世帯でした。

父親とは病気で別れたとか聞いていました。

そこでそのような悪ガキと付き合っていてはろくな人間にはならないと。

学習塾やソロバン塾、それとこの剣道に通わされました。

こういうところに通っていれば悪ガキとはあまり近しい間柄にはならないだろうと、

母親は考えたのでしょう。

 

私の祖父は下駄屋をやっていました。

その商店街に古本屋のおじさんがいたのです。

それで間時間に剣道を消防署で教えていたのです。

小学生の時にそこに連れて行かれ、剣道をやれと言われました。

私は何も分からず剣道をやるはめになりました。

 

今から考えると1週間に5回くらいは通っていたのだと思います。

あまり楽しいという思いではありませんでしたね。

消防署に通ってくる同じような児童と練習していました。

時々本屋のおじさんが教えてくれました。

おじさんは本屋さんの時と違って、剣道すると格好がよかったです。

胴なんかを打たれると息が止まるくらいの迫力でした。

 

中学校に入っても1年くらいは通っていました。

私の剣道はけっして強いものではありませんでした。

ただ仲間内で打ちあっていた程度です。

 

その後高校受験ということで剣道はやめてしまいました。

そのかわり近所の学習塾や英語の塾に通いました。

それらが多少は良かったのでしょうか、そのころの県立の高校に受かることができました。

 

そのころは高校はそれほどなくて、県立が落っこちると私立しかないころでした。

まあラッキーだったと思いました。

そこは受験校で東大にも何人かは入っているような高校でした。

私はそこで葉中の中くらいの成績でした。

上には上がいるものだと思いました。

 

そして例により部活動の勧誘です。

私の学校は1年間は何らかの部に入らなければならないきまりでした。

そこでわたしもある程度考えたのですが、この剣道と写真部に入ることにしました。

剣道は一時携わっていたので、まあ何とかなるだろうと思ったのです。

 

幸い竹刀等はもっていました。

家が母子家庭だったので、あまり金はかけたくないと思っていたのです。

 

同期は25人くらい入りましたね。

しかし考えていたのとは違い、コーチは別にいませんでした。

部担当の先生もたまにしか顔を出しませんでした。

もっぱら先輩が後輩を教えるというものでした。

そのためあまり強い部ではありませんでした。

県の大会ではいつも出ると負けです。

まあ県立高校は皆そんな風でした。

 

その同期の仲間もその年の夏には半分になってしまいました。

1年続けるという規則はそれほど強いものではありませんでした。

やはり受験校なのでしょう。

先生が勉強しろとはいいませんが、伝統の力なのでしょう。

やめていった方々は勉強にいそしんだのだと思っています。

 

私が1年生の時の3年生には強い先輩が数人いました。

それが教えてくれたのです。

 

夏休みは1週間くらいの合宿が高校でありました。

私たちが2年の時の3年生は、あまり強くはなかったですね。

私たちもそれほどではありませんでした。

しかし1年生には段持ちが入ってきました。

そのため県の大会では初めて2回戦までいきました。

 

そのご同期もだんだんやめて、私を含めて3人になってしまいました。

私は部長兼会計を仰せ使っていました。

力量からいうとそんながらではないのですが、ほかに人材がいないので仕方がありません。

 

そんなときに女子が2人入部したいと言ってきました。

ここは昔から男子の部だと断りました。

しかしその女子は粘って、校長に談判に行ったのです。

そこで校長命令です。

担当の部の先生も仕方がないと、入部OKになりました。

 

私は皆血気盛んな年頃です。

部の部屋では先輩が来てタバコを吸っていくこともあります。

また男女の仲にも気を使いました。

女子の着替えは教室でやってくるとか。

まあ女子が入ることになって、活気は出てきましたね。

 

昔の千葉道場でも強い女子がいたことです。

かの坂本龍馬もやっていたとか聞いています。

私は絶対女人禁制ではないと思っていました。

 

これが私の剣道の体験です。



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