小学校3年間の青春を全て捧げた剣道

私が剣道を初めて見たのは小学4年生の転校初日の放課後でした。

新しい学校での初めての一日が終わり、やっと家に帰れると思いながら歩いていると、

体育館の方から大きな掛け声とドンドンという低い音が聞こえました。

気になったので何気なく体育館を覗いてみると、

そこには防具を身にまとい竹刀で打ち合うたくさんの人たちの姿がありました。

気合のこもった声に鳴り響く竹刀の高い音。

そしてその立ち姿に一瞬で惹き込まれました。

十年以上たった今でも鮮明に覚えているくらいの一目惚れで、

自宅に帰るなり私は母の元に駆け寄り『私、剣道部に入る!』と言っていました。

 

早速翌日から剣道部に入部することになりました。

最初は竹刀の振り方やすり足の仕方など、基本的なことばかりで正直楽しくありませんでいたが、

小学生という若い肉体は物覚えも早くすぐにコツを掴む事ができ、試合形式での練習も出来るようになりました。

(今では羨ましい限りです(笑))

 

そうして学校が終わった後は毎日の様に剣道に明け暮れ、

日に日に強くなりたいという気持ちが強くなっていきました。

そんな時、近隣の小学校と練習試合をすることになったのですが、

そこのチームは大きな大会で優勝する程の実力校で、もちろん私たちのチームは胸を借りるつもりで行きました。

実際に私のチームのほとんどは負けてしまったのですが、同じ年齢の子がこんなにも強いんだ。

と大きな衝撃を受けたと同時に、重みのある竹刀を持ちながら何故そんなに速く動けるのか、

私には未知数の世界で憧れのチームとなりました。

 

そして元々剣道をしている女の子が少なかったという事もあり、

強豪チームの同年齢の女の子の方から私に声を掛けてくれ、その日から良いライバルにもなりました。

より一層勝ちたい気持ち増した私はスピードのある男の子たちと積極的に練習をし

瞬発力や持久力を鍛える為の努力を重ねました。

 

しかし初めて出会ってから何度か彼女と練習試合をする事があったのですが、

なかなか勝てず悔しい思いをしていると私のチームの先生が

『お前は強いんだから、あとは気持ちだけ。

いつもの練習の力を出せば絶対に勝てるから思いっきりぶつかって来い』

と励ましてくれました。

 

先生のその言葉が私を一気に変え、小学5年生から6年生になる頃には試合でも勝てるようになり、

そしてやっと地区の大会で彼女と優勝を賭けた試合をする事になりました。

大丈夫という自信と負けたらどうしようと不安が半々で挑んだ試合は3分間では決着がつかず

2回目の延長戦を戦い抜き、やっと勝つことができました。

小さな大会でしたが優勝した事と何よりライバルに勝てた事がとても嬉しく頑張って良かったな。と思いました。

 

小学校を卒業すると同時に剣道は辞めてしまいましたが、

好きな事を一心に頑張る良さを教えてくれた剣道には今でも感謝しています。

肉体だけではなく精神も共に成長させてくれる剣道。

もし興味のある人がいましたらぜひやってみて下さい♪



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