剣道の魅力は「間」にあり

剣道の試合を見た事はありますか。

歴の長い人の試合ほど、無駄な動きが少なく、緊迫した雰囲気が漂っているのです。

ジリジリとお互いに歩み寄り、また離れ、

雄叫びにも似た奇声を発しながらまた微動だにせず、刻一刻と時間が過ぎていくのです。

そして動き出したと思ったら、一瞬で勝負が付いています。

あの、なんとも言えない「間」こそが剣道の最大の魅力だと思います。

 

一瞬の攻撃の瞬間の為に、ジリジリと相手との間合いを詰め

相手の出方、呼吸を意識し

また、自分の呼吸を意識し精神を高めて、一瞬の隙を見出すわけです。

 

心・技・体とよく言いますが攻撃の際に

気合(雄叫び的な奇声です)が出ていないと無効になります。

また、残心(ざんしん)が無くても無効になります。

攻撃して良い箇所も決まっています。

このすべてが揃って初めて一本になるのです。

 

いくら技が綺麗に決まったとしても精神的な部分が欠けていたら駄目ですし

いくら元気いっぱい声を出していても攻撃箇所が外れていたら駄目なのです。

剣道は心と体がひとつにならなければ、一本にならないわけです。

 

なのでよく、引っ込み思案だったり、逆に落ち着きがなかったり

そういったお子様に剣道を習わせるという話がよくあります。

 

実際に私も、小学校低学年のころ引っ込み思案な性格を両親に心配され、

剣道を始めることになりました。

最初は声も小さく、体力的にもきつかったのですが1年程経つ頃には、すごく楽しくて、

夢中で稽古に行っていましたね。

明るい性格になったのはその頃からだと思います。

 

ただ我武者羅に竹刀を振って、気迫だけで稽古をしていた時期もありますが

ある程度続けていると、「気」のような物を感じる事ができるようになった気がします。

感覚的な物ですが、相手の攻撃のタイミングや呼吸を意識する事で

なんとなく、自分が今どう動けば良いのか、それはいつなのかが見えてくるのです。

それが「間」に繋がっていくのだと思います。

 

そんな感じで、試合にはガンガン勝っていたのですがどういうわけか、

昇級試験にはよく落ちていました。。。

心・技・体どれかが欠けていたわけですね。

試合に勝てるから強いというわけではないわけです。

(勝てる方がもちろん良いのですが。。。)

 

大人になってもそういった精神的な部分を学ぶことが出来る奥が深いスポーツですし

何より、大人になってからの方が深みを増すスポーツだと思います。

心に一本筋を通して、背筋の伸びるような、そんな感覚を持ち続けることが出来ます。

心と体を鍛えるのにとっても適したスポーツなのです。



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