剣道との出会いとあゆみ

剣道を始めたのは、小学校2年生のときでした。

きっかけは、実はあまりよく覚えていなくて、

なぜか「絶対やらない!」と言っていたのは覚えているのでした。

しかし気が付いたら始めていて、いつの間にか好きになっていて、

かれこれ22年にもなります。

 

こんなに続けてこれたのは、子供のころ、たくさん褒められたからだと思います。

試合には勝ったり負けたりで、特に両親が見に来た試合は全部負けたぐらいのあがり症で、

あまりいい思い出はないのですが、

稽古の時の、「お、うまいね」という声かけだけで、

ずいぶんと励みになったと、しみじみ思います。

これは剣道に限らず、どんなスポーツにも共通して言えることかもしれませんが。

 

自分が子供時分に、剣道やっていたおかげだなと思うことの一つに、

友人を傷つけずに済んだということがあります。

剣道は、下手ほど痛いものです。

うまくなればなるほど痛みが少なくなるものなのです。

友人に叩かれたこと、何度かありますが、叩き返そうとは思いませんでした。

それは実際の痛みを知ることができていたから、未熟者ほど相手を痛めるものなんだと、

どこかで思えたからだと思います。

 

社会人に近づくにつれ、剣道の教えは実生活に応用できます。

たとえば、人をたてるといこと、

着装(服装)を整えることの意味、

室内における上座下座の見分け方、などなど。

 

脱いだ靴をきちんとそろえることは、厳しく言われたものですが、

考えようで靴を車におきかえれば、迷惑にならないよう

きちんと停めるという意識につなげることができます。

 

稽古はきついものでした。

夏は分厚い防具と稽古着でより暑く、冬は裸足でより寒い稽古です。

自分たちの時代は徐々に、スポーツ中の水分摂取に寛容になりつつあるころだったので、

それほど無茶な稽古はなかったと思いますが、

一つだけ、雪の中を裸足でランニングさせられたのは、

今だったら炎上ものだななんて、懐古します。

 

剣道は、体格ハンデが比較的少ない競技のひとつではないでしょうか。

背の高い人は高いなりに、背の低い人は低いなりに、特徴を生かせる道があります。

稽古でしたら、ほぼ対等に男性と女性が稽古できますし、

地方のオープン的な大会でしたら、男性対女性で試合をすることもあるでしょう。

 

また剣道の求める理想の一つに、生涯稽古というのがあり、

かなりの高齢になっても、若い人と剣を交えることは可能です。

 

剣道の理念には、こうあります。

剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である昨今、

他の競技と同様に、剣道界もやや勝利至上主義が攻勢を高めている感があるよう思いますが、

目先の試合の勝ち負けに左右されない、

人間形成の道を王道においた剣道を見つめていきたいと思います。



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