剣の道は人の道と心得るべし

剣道を始める際の動機とは、きっと人それぞれ様々でしょう。

幼い子供なら親に勧められたので嫌々始めることもあるでしょうし、

チャンバラ遊びが大好きなので始めることもあるでしょう。

 

また、日本古来の格技としての剣道に興味を持つ人もいれば、

武道や武士道が好きな人、

それにとにかく強くなりたいので剣道を始めたいという人もいることでしょう。

 

しかし、どんな動機で剣道を始めるにしても、

やるからには絶対に忘れてはならないことがあります。

それは、剣の道は人の道であるということです。

 

つまり剣道を通して人として歩むべき正しい道を知り、

それを生活の中で日々実践し、その如くに生きてゆくことこそが最も大切なのです。

そうでなければ剣道は、ただの野蛮人の喧嘩道具のようなものに

成り下がってしまう危険があります。

 

そもそも昔の剣術というものは、戦場などで真剣にて斬り合うことを前提とした

命懸けの術だったのです。

勝つために、死なずに生き残るための大切な術です。

しかし、それは一歩間違えれば単なる人殺しのための技術になってしまいます。

そこで先人たちは外的な剣の技や術だけにとらわれるのではなくて、

心技体を最重視するようにしたのです。

つまり人としての正しい心こそが技や体の前に来るようにしたのです。

 

今の時代は、もはや昔の剣術のように真剣勝負はありません。

剣道は所定の防具を身に付けて竹刀で戦います。

もちろん厳しいルールも定められていますので、

剣道もスポーツ競技の一種のようになってきています。

しかし時代が変わって剣道の形式は色々と変化したとしても、

心技体の精神は今後も永遠に不滅です。

そのことを忘れないようにして、剣道を始めて貰いたいと願います。

 

とにかく剣道などの武道においては、礼節は非常に重要です。

これを抜きにしたり曖昧にしてしまっては、もはや剣道ではなくなってしまいます。

特に今日では剣道は世界的にも広まってきていますので、

本家である日本の剣道は礼節を身に付けて人の正しい道をしっかりと歩むことを絶対視しましょう。

それさえ押さえておけば、きっと世界の前に誇ることの出来る

素晴らしい一人前の剣士にもなれることでしょう。

 

最後になりましたが、確かに剣道は競技である以上、試合に勝つために頑張ることは大切です。

勝つための練習も大切です。

しかし勝ち負けだけが全てではありません。

最も大切なことは、やはり「心」なのです。

もしも勝ち負けだけに拘り過ぎてしまうと、

知らず知らずのうちに本当の剣の道から外れてしまうかも知れません。

気を付けたいものです。



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