人間形成の道 剣道

私は小学生の頃、4年間剣道を習っていました。

私が所属していたのはスポーツ少年団というクループで、

小学校の体育館で週に2回、夜に稽古をしていました。

 

稽古の際は道着とはかまを着用し、まず体育館の入口で「お願いします」、

と大きな声で挨拶をします。

 

剣道は武道であり、礼に始まり礼に終わるので、

始まりと終わりに「お願いします」と「ありがとうございました」の挨拶は欠かしません。

 

そして、防具である胴をつけ、稽古を開始します。

まずは準備体操と竹刀の素振りをし、ウォーミングアップをするのですが、

素振りは基礎中の基礎なので非常に重要です。

 

剣道では、相手の頭を打つときに「面」と、

胴体を打つときに「胴」と、

腕を打つとき「小手」と気合を発するのですが、

この気合の大きさが、試合の判定にも大きく作用します。

ですので、素振りをするときも、みな「面、面、面」と大きな声で気合を発します。

 

そうして打ち込みなど、基礎の練習を一通り終えると、防具である面と小手をつけます。

防具をつけると先生方と剣を交えるのですが、

先生方は実戦形式の稽古をつけてくださいます。

それは実戦を想定しつつ、時に打たせ時に打ち込み、

試合においての立ち回りと様々な駆け引きのテクニックなど習得します。

 

実際に試合となると、お互い隙を作らないように竹刀を構えているので、

打ち込むためには相手に隙を作らせる必要があります。

かといってそれに一生懸命になってしまうと、

かえって自分に隙を作ることになってしまうので、

テクニックやバランス感覚が必要となってくるのです。

 

そうして、締めくくりにはぶつかり稽古という

非常に激しい稽古を師範がつけてくださるのですが、

それは床に倒されては起き上がりを繰り返す激しい打ち合いで、

粘り強さがつく稽古です。

ぶつかり稽古の最後には師範が必ず抱きしめてくださり、

「頑張ったな」とお声をかけてくださいます。

 

そうして稽古が終わると整列して正座をし、

みんなで大きな声で剣道の理念と誓いの言葉を述べます。

そして師範からお言葉を頂きます。

 

師範は常々、人の話を聞くときは必ず相手の目を見ろと教えており、

みんな師範の目をじっと見つめ、時折「はい」と大きな声で返事をします。

最後にみんなで、ありがとうございましたと大きな声で発し、その日を終わります。

 

剣道の理念の中に、「剣道は人間形成の道である。」とあり、

幼少期などに経験しておくと礼儀作法などもよく身につき、後々大いに役立つと思います。

冬は寒く、夏は暑い厳しいスポーツですが、

自分に対するすばらしい投資だと思うので、非常におすすめです。



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