剣道とケガ-2-

防具に身を固めている剣道ですが、意外な怪我があります。

良くある小さなものから、滅多にないけど、というものまで、経験からご紹介します。

 

まず良くあるのがみみず腫れです。

防具で保護されていない部分にみみず腫れができます。

理由は相手の打ち損じで竹刀が直接当たった(叩かれるより擦れる)時にできます。

小手で保護されていない腕の部分や、突きが外れた時の首筋が多いです。

 

アザは毎回です。

胴が外れた時のわきの下辺りや、小手がずれた時の腕。

小手を打った時にお互い前進して上腕を竹刀で突かれて、と言うとてつもなく痛いアザもあります。

相手によっては力が強くて、ちゃんと防具を付けていても右手拳や手首は結構アザになって、

腫れてくることもあります。

 

剣道特有の怪我とでも言いますか、左足裏の指の付け根が剥けます。

昨今は靴が柔らかくなり、家でもフローリングでスリッパというスタイルのため、

摺足や踏み込みを続けていると、初めの頃は左足裏の皮が厚くなってきて、練習中に割れてきたりします。

続けているうちに皮が厚くなって、厚さ3mmくらいの皮としてごっそりむけてしまうことも。

イメージとしては、野球のバッティングで手にマメができる感じです。

稽古を重ねていくうちに足裏の皮がしっかりと厚くなって落ち着いてきます。

 

捻挫をすることもあります。

体制が崩れたままで踏み込んだり、踏み込まれて避けようとしたり、状況は様々です。

よく、稽古は血尿が出るまでやれ、と言われました。

実際、血尿が出る人がいます。

強く正しく踏み込むとかかとに負担がかかります。

遠因といわれていますが、強く正しく踏み込むと、かかと周辺の赤血球が壊れ、

それが尿に混ざって出てくるようです。

血尿は豪剣士の勲章的に言われますが、踏み込みが正しくない状態で強いだけですと、

かかとを痛めたり、下手をするとかかと骨折、膝にも悪い影響がありますから、

正しい踏み込みを心掛けてください。

 

まれですが、重大な怪我をいくつかご説明します。

良く準備体操をし、筋肉を暖めて置かないと、アキレス腱断絶になります。

切れた時、周りにも音が聞こえるほどです。

よく、久しぶりにやるとアキレス腱が切れると言われますが、激しい飛び込みをしますから、

老若男女問わず、毎日稽古していても危険がありますから、準備運動は丁寧にしっかりやって予防してください。

 

竹刀がささくれたまま使用していると、相手に思わぬ怪我を負わせます。

竹刀は打つとしなります。

それがささくれていると、しなった瞬間に竹が裂けて、裂けた先端が相手に刺さります。

面を打った時にささくれが顔に刺さったら大変です。

最近では面内に防護道具が設置できるようですが、武士の魂である竹刀ですから、

毎日手入れをおこたらないように。

 

面をかぶる時、締める紐を耳の上に通さないように、締め終わったら上下に紐をずらしましょう。

まれですが、面を打たれた時に鼓膜が破れる、ということがあります。



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