社会人はいかに剣道を続けていくか

私は現在剣道四段で日々稽古に励んでいます。

学生時代から続けてきてますが、流石に社会人になってからは

仕事も家庭もあり週数回ある稽古も時には行けないことがあります。

が、何とか時間を作って続けています。

 

先日、いつも稽古をしている剣道倶楽部の方々と会計報告のまとめや

今後の稽古方針等について一部の者で10人ぐらい集まって飲み会をしました。

指導してくれる師範を除いての飲み会でした。

 

話の中で銀行員のTさんの話がきっかけでした。

「私は仕事の関係で月に数回しかこれませんが何としてでも剣道は続けていきたい。

転勤先でも何とかしてきたが、定年まで六段を目指したい。

何か稽古を続けていくにはいい方法を教えてくれ。」と。

Tさんは現在三段ですが、県内の銀行を転々としている方で真剣に話してきました。

私も仕事で行けない時はこうだと話しました。

 

高校の先生をしている五段のHさんは週1回のペースですが、

「学校で運よく剣道部の顧問になったので生徒と一緒に練習したり、時間の空いた道場で一人稽古している。」

と教えてくれました。

 

自営業のクリーニング店の三段のI氏は毎週の稽古は体調は悪くない限り参加してますが、

「稽古の時間までに段取り良く仕事を終わらせないといけないから急ピッチで仕事を仕上げてるよ。

稽古の日は。昼からもう休まず作業に集中している。行くまで必死だよ。

仕事しながら足遣いを思い出した時にしている。」とか、

 

機械の部品の製造工場の部長さんのSさんは、

「今、五段だけど可能な限り上を目指したい。」と言いました。

Sさんは週に1回は最低でも来れるように努力しています。

ですが、部長というポジションになり、帰りも遅くなる時は行けない。

プレゼンで県外や発表会の時は当然行けない。

数カ月に1回台湾で出張があるので一人稽古も数分しかできないと嘆いてました。

ですが、出先では必ず竹刀だけは持っていく。

ホテルの部屋で触れるなら素振り。

駄目なら廊下や屋上の広いスペースで振る。

台湾に最初に行ったとき、ホテルで振っていたらフロントの方に怪しい人物だと疑われて

警察がきて説明が大変だったと笑ってました。

今はそこのホテルに毎回泊まるのと事情が分かるのでその心配は無くなったそうです。

 

電機メーカーのOさんは毎週の稽古は出てきて誰よりも竹刀を一本でも多く振り、試合も積極的にしてます。

「俺は時間を無駄にしたくない。いつかまた昇段審査に挑めるように力をつけていくんだ。」と力強く言いました。

Oさんは五段ですが、土日が店舗のフェアや営業で休みがなかなか取れず、

毎回昇段審査の日には仕事がブッキングして数年挑戦できません。

 

といった話を聞きながら皆剣道をするために努力を色々してるのだ。

自分だけではない。様々な環境下で考えながら取り組んでいるのだなと。

「やはり好きだから続けて行けるんだよな。」

皆この結論に至りました。

 

それと上達するためには道場ばかりの稽古では限界がある。

他の会や講習会で出稽古に行ったり、一人稽古が自分の癖や欠点に気づきそこから上達していく。

あとは数分間だけでもいいからそれをしていく。

私自身も行けない時があるので飲み会で一人稽古はしっかりやっていこうと思いました。

 

学生時代は部活やサークルの時間内で練習が思う存分できますが、社会人は制限されてしまう。

しかし、その枠の中で考えながら技や理合、戦術も駆け引きも長けていくと思うので悪いことばかりではない。

あとは剣道が好きな情熱と続けていく姿勢で少しずつ努力していけばいいのだと思います。

社会人で始められる方、また復帰される方も決してマイナスではないので剣道をしてほしいと願います。



剣道具職人のいる店 剣道防具工房「源」

京都西陣の剣道防具工房である「源」は、

一流の剣道職人有段者の店長が厳選しつくした600種類以上

剣道具、剣道用品をそろえた業界大手のお店です。

剣道具職人のいる店 剣道防具工房「源」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL