水泳部に入るつもりが・・・

小学生の時に2年ほど剣道をしていました。

そんなに覚えていなくて、強くもなく弱くもなく。

中学校の時は剣道部が無かったので、水泳部で普通の成績でした。

 

高校に入るときにあんまり真剣に選ばず、

通学時間重視で決めたので部活に入ることもほぼ白紙、

水泳部があれば入ろうかな~とプールの場所をキョロキョロと探していると、

渡り廊下の向こうにプールがありました。

 

1人ひょこひょこ向かっていると、手前に大きな剣道場+柔道場があり、

凄まじい雄叫びを上げて稽古をしているのが聞こえました。

内心(水泳は静かな競技で良かったー)と思ったのを覚えています。

 

ところが、プールに近づいても誰もいませんし、カギまでしっかりかかっています。

時季外れだから違う場所で筋トレかな?

とトボトボと剣道場の前の渡り廊下を教室の方へ戻っていると、

女の先輩が駆け寄って来て、「うち、水泳部無いよ!剣道部見学してって!」

と半ば無理矢理に中へ入れられました。

 

外で聞こえただけでかなりの雄叫びだったのですが、中に入るとさらにすごいです。

竹刀と竹刀、身体のぶつかり合い、時には壁に打ち付けられる音も。

もう圧倒されて声が出なくなっているわたしに、

2つ上の先輩(あとで部長とわかった)が剣道部の説明をなさいます。

いやいや全然耳に入らないからと思いながら、うっかり返事をし、

入部することになったのを自分が一番ビックリしました。

 

家に帰り、母親に剣道部に入ったことを伝えると、

1.洗濯物が大変そう、

2.竹刀って高いの?、怪我するんじゃない、

というのをまず言われましたが、今更辞めると言えない時代です。

頑張るしかないので、そう伝え、母親と父親に頭を下げました。

 

1年生のほぼ初心者のわたしは、筋トレから始まりました。

走るのが水泳部時代から苦手だったので、テンションが上がりません。

早く防具を着けて竹刀を振り回したいと思いながら、3ヶ月が過ぎました。

 

徐々に素振りや声出しなど剣道らしいトレーニングも始まり楽しくなってきたのですが、

防具を着け始めるころには痣や傷だらけになりました。

人とぶつからない競技をしてきたので、正面からがっつりぶつかる剣道は

気合いで負けると飛ばされたりすることも多く、

捻挫をしたり、こけて膝などを強く打ったり、とにかく毎日どこかが痛い日々でした。

 

わたしは当時身長の割にとても体重が軽く、場外狙いのかっこうの餌食となっていましたので、

逃げながら勝つ方法をいつも考えていました。

何戦もするとすぐに手の内を読まれて使えない手なのですが、

抜き胴は誘い面(?)とセットでかなり使いました。

相手はわたしを吹っ飛ばそうとまっすぐに面を打ってくるので、スパーンと胴を抜くのです。

これは1本決まりやすいので気持ちいいし、おすすめです。

 

運悪く、つばぜり合いになってしまったときも、同じようなことをします。

下がり面を打つと見せかけてモーションを起こし相手が少しだけ面を守りに両腕を上げたところで、

勢いをつけて下がり胴です。

もし相手の脇に挟まれたら、次は同じモーションで下がり小手がおすすめです。

 

剣道で大事なことは気合いとか声出しとかいろいろとあると思います。

わたしは見る目を養うことと、絶対に竹刀を落とさないことだと思います。

たとえば怪我をしても毎日剣道場へ通い、自分の出来る掃除などをしながら、

先輩や同士の練習をしっかり見ることです。

自分が弱いと感じているならなおさらです。

 

そして竹刀を落とさないというのは、反則を取られるからというのもありますが、

自分一人でしてしまう最悪のことだからです。

日頃から握力の鍛錬を行い、竹刀の手入れを行うことで愛着もわきます。

自分自身の一部になったように竹刀を扱う強い剣士になって欲しいです。



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