剣道の魅力

私が剣道を始めたのは中学校入学してからでした。

運動系の部活をしようとは思っていましたが、どの部活に入るかは決めていませんでした。

ルールがなんとなく分かるバスケ部にしようかテニス部にしようか、

と思っていた時に剣道部の部活紹介を見て衝撃的でした。

風になびく袴、竹刀で打ちあうかっこよさ、面を取った時の汗の爽やかさ、礼の美しさ。

もともと歴史が好きだった私は、これが侍だ!大和魂だ!と思い、剣道部に入り始めることとなりました。

 

私が入った中学校の剣道部は強豪と呼ばれるチームで、練習は本当にきつかったです。

いままで剣道はおろか、スポーツもろくにしていなかった私は稽古についていくのが精一杯。

手や足はマメができ、マメがつぶれさらにその上からマメができボロボロになりました。

一時期はお風呂に入ると石鹸がしみてろくに体を洗うことすら出来ず、

ゴム手袋をはめてお風呂に入っていました。

それでも続けてこられたのはチームで全国大会に出たいという目標があったからです。

 

よく勘違いされますが、剣道には個人戦と団体戦があり、団体戦はチームワークが絶対的に必要なのです。

五人制の団体戦だと、試合の流れを作る先鋒、流れを引き継ぎ場合によっては流れを変える次鋒、

前の二人の結果を後半に引き継ぐ中堅、絶対負けられない副将、勝負を決める大将。

チームワークがなければ、この流れは作用しません。

どんなに個々が強くてもチームワークがボロボロで負けてしまうチームはいくらでもありました。

 

そういった面では他の団体競技のスポーツとは同じかもしれません。

ただ剣道がスポーツと言わず武道というカテゴリーに入る理由は、

礼に始まり礼に終わるということを重んじているからだと思います。

 

有名な話かもしれませんが、剣道の試合中にどんなにいい技を決めて勝っても

ガッツポーズをした時点でその技は取り消されます。

それが全国大会を決める大事な試合でもです。

 

なぜか。それはそもそも剣道の起源は真剣での殺し合いの稽古です。

自分が勝つということは目の前に切って死んだ人がいるということです。

生死の戦いなのです。

それを勝ったからと言ってガッツポーズするなんて言語道断なのです。

真剣に斬りあった相手に敬意を表することも剣道には大事な作法になるのです。

 

この考え方が好きで私はかれこれ20年近く剣道を続けてきました。

ただし、20年やってもまだまだひよっこなのです。

剣道の魅力はおじいさん、おばあさんになっても続けられることです。

私も未だに腰の曲がったおじいさん剣士に勝つことができません。

一生続けられる剣道。ぜひおすすめします。



剣道具職人のいる店 剣道防具工房「源」

京都西陣の剣道防具工房である「源」は、

一流の剣道職人有段者の店長が厳選しつくした600種類以上

剣道具、剣道用品をそろえた業界大手のお店です。

剣道具職人のいる店 剣道防具工房「源」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL