剣道での一人稽古はやったほうが自分の力が付きます。

私はずっと剣道を続けている四段です。

日々生活と仕事をしながら剣道を細々と何とか続けています。

剣道をしていき今の年代になって改めて一人稽古がいかに大事か、重要なのかというのがわかります。

 

私は数年前、練習に行き、素振りや軽い試合をする時がありました。

そこで指導している師範の先生に呼ばれました。

何事かと思い先生の所に行くと

「貴方は上手になりたくない?剣道行けるところまで目指したいでしょ。」

と言われました。

 

もちろん肯定の返事をしました。

先生は小声で、「そのためにはね。一人稽古。

家の中でも外でもなんでもいいから竹刀を振ったり、握ったり。それだけでも違ってくるから。

ただしなるだけ毎日だよ。数分でいいから。」と言われ頭を殴られたようなショックでした。

 

当時私は四段に合格せずになかなか不完全燃焼というか心も体も技もだいぶくすぶってました。

たまに家の庭で素振りする時がありましたが気の向いた時でした。

練習もそれなりに小学生からずっと続けていましたが、それは武道場や体育館の中だけ。

一人稽古というのは正直少なかったのです。

 

学生時代の体力、力、その延長でずっとやってきました。

しかし、年齢も加わり若い時よりなかなか動けなくなってきたのも事実でした。

それを補うには何かをしなければいけないのは分かっていたけどできませんでした。

 

先生の言葉を胸に、その日から私は一人稽古を始めました。

まずは竹刀を握って振る事をしました。

天気の良い夜、寝る前にゆっくりで20~30回正確に面打ちの素振りをしました。

天気の悪い日は家の中で天井に竹刀が当たらぬように腰を低くしてギリギリで振りました。

仕事で疲れ眠くてどうしようもない時は竹刀だけ数分間握って感覚を確かめ、

目の前に仮想の相手がいると想定し青眼に構える事をしました。

 

竹刀をよく置いている癖、突きが鋭くない等欠点にも気づきました。

竹刀で相手を斬るという感覚と刃筋を考えながらやりました。

 

次に竹刀を握らずにエア竹刀。

手に何も持たない状態で竹刀を握っているとイメージし、面、小手、銅を打つ。

素早く、ゆっくりと。強弱をつけて。

これは旅行や出張先の泊まった場所でやりました。

気軽に動けて踏み込みや手の伸ばしや曲げ、全てをイメージできました。

 

それとイメージトレーニングも導入しました。

時間のある時や寝る前に頭の中で相手と試合しているイメージを浮かべる。

相手の何処を打ち、決めるためにどんな試合運びをするか。勝利する展開や、相手に攻められた際の防御。

負けそうな悪いイメージも想定して脳内試合を数分で考えて行いました。

 

それらをしたら不合格で何度も苦戦していた四段が合格。

現在数年後の五段受験に向けて努力、日々精進しています。

 

毎日少しですがこれらをしています。

それにプラス軽いウエイトトレーニングやウォーキングやランニングを増やしてます。

練習するときに他の人から、「竹刀の振りがいい。切っ先が鋭い。」とか

「鍔迫り合いや体当たりもぶれなくなった。」と言われるようになりました。

 

他の人の視点や言葉で一人稽古の大切さがわかります。

自分が強く、かつ上達し健康で剣道をずっと続けていくには

一人稽古はやらないよりもした方がいいと私は断言します。

決して損はないはずです。気づくことも多いです。

剣道をする方には数分でもいいので一人稽古はしてほしいなと個人的に思っています。



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