今年で剣道を続けて30年になります。

私は40代のの会社員です。剣道四段です。

週に1回ですが剣道の稽古をしています。

 

私は今年の春で剣道を続けて30年経ちました。

30代から剣道の大会にはでなくなりましたが少しずつ稽古をして行き数年前に四段をやっと合格できました。

現在は五段合格に向けて自分のペースで練習をしています。

 

私が剣道を始めたきっかけは、小学3年生からでした。

私は小学校は部活は4年生から出ないと入れませんでした。

その間スイミングスクールなどに行ってました。

 

小学3年生に進級した春。

当時私の住んでいたアパートの近くに歩いて5分で警察署がありました。

たまたま母が警察官の方が町内を巡回で回ってきたときに

警察署の武道場で毎週土曜日に午後1時間小学生を対象に剣道を募集してると話してきました。

丁度母は部活前に体を作る為に行かない?と言われました。

当時近所の友達のH君が行くと言っていたので私も彼が行くのならと思いました。

 

O先生という警察のOBの方が教えてくれました。

集まったのは男女合わせた小学生15人くらいでした。

O先生は竹刀で小手、面、胴の振りを教えてくれて、

「目の前に自分と同じくらいの相手がいると思って竹刀を振っていくんだよ。」

と優しく指導してくれました。

胴着と竹刀だけでその場で時間まで振る。

その後はO先生が防具を着けて、私達小学生は小手、面、胴を順番に繰り返し打っていく。

それであっという間に時間が終わりました。

私はなんか爽快感と当時剣道の胴着や防具がカッコよく見えて楽しかったです。

 

しかし、4年生になり学校の部活動が始まり剣道を自動的に辞めてサッカー部に所属しました。

小学校を卒業した時たまたま町で友達達と遊びに行くために集合場所に向かっていたら

O先生にばったり会いました。

私の事を覚えていてくれました。

O先生は丁度剣道教室を怪我で辞めてました。

警察署の道場も使えなくなっていたのもあり。

 

O先生は「君は中学校に行ってもし部活に剣道があったらやってみなさい。

君は面の形が綺麗で上手かった。練習すれば君はいい剣士になれるよ。」

そのワードが何故か挨拶して去った後も心の中に残ってました。

 

中学校に入りました。

新生活が始まり部活を決めなければなりませんでした。

私は新しいことにも興味があったので陸上か卓球部に入ろうかと思いました。

しかし、野球、サッカー、陸上、テニス、卓球部は男女あまりに人気が高く殺到して人数制限が掛かりました。

 

私は当時の担任のH先生という女性の先生に呼ばれました。

何だろうと思い行くと「部活剣道やってみない?」と言われました。

先生は人を見て部活を進めてました。

丁度剣道部は空きがあるのと、

「あなた剣道すれば伸びそうな感じがするし、いい剣士になれそうなんだけどな。」

とO先生みたいなことを言われました。

かといって室内のインドア系の部活には興味もないし、

他に行きたいところもないのでとりあえず見学に行きました。

すると当時警察署で一緒に剣道をしていた私より上の先輩やH君、他の顔見知りも居ました。

私は再びやってみようと思いました。

 

部活は走ってから素振り。

その後胴着に着替えて素振りの繰り返しでした。

汗臭くハードでした。

ですが、あまり脱落者も居なくて、部活後の友達達のトークが面白かったです。

 

顧問の先生が夏の終わりに「みな防具を買いなさい。」と。

私は親にその旨を伝えたら

「買ってやるから頑張って続けるんだよ。貴方の人生にとって大事になる。

辛くても苦しくてもなるだけ頑張って。貴方の武器になるから。」と言われました。

 

防具を買ったらいきなり大会に出ろと言われ秋の新人戦に出場。

めちゃめちゃ緊張しました。

ですが強いと言われる中学校の選手に一本取れて勝利。

決勝で負けて準優勝でした。

全然実力のないレベルでした。

ですがこの経験で頑張ろう。そして剣道が面白いと感じました。

 

それからの中学卒業までは受験の勉強をしながらも剣道を続けて練習。

3年生の時には県大会出場でき1回戦で負けましたがいい思い出になりました。

 

高校は自分のレベルにあった場所に進学。

進学の高校は比較的強い剣道部でした。

そこにも中学の先輩や同級生もいて、「剣道部に入ってくれ。」と言われました。

私は迷うことなくOKし入部しました。

中学とはレベルが違う稽古量で、とにかく授業が終われば直ぐに部室に行き着替えて部活動。

そんな日々の繰り返しでした。

ですが苦痛には感じずに剣道をしていきました。

 

この頃に初段を取ることができ、高校卒業までに市内大会優勝。

県大会に個人で出場し2位で全国大会へと経験させてもらいました。

 

大学は地元を離れて進学しました。

進学先ではもう剣道はしないだろうなと別のサークルにしようと思いました。

が、その剣道サークルに全国大会に出場した時にあったU君と同じ学部でばったり再会。

彼から「また剣道一緒にやろうよ。サークル行こう。」と言われました。

彼とは一生涯の友になりました。

剣士としても素晴らしく真面目で彼とならまた剣道してもいいんじゃないかと思いサークルに行きました。

体格のいい先輩に力ばかりでなく技でも高校以上に凌駕され凹みましたが

何とかU君や同じ仲間と励まし合って努力。

大学3年(4年から就職活動で引退。)まで大会に出て県の大会で優勝。

二段も取れました。

 

就活中はたまに息抜きで道場に行って防具を着けずに竹刀を振ることを

週に2回くらい気分転換も兼ねてしてました。

大学卒業し何とか地元の企業に就職できました。

一人暮らしと仕事を覚えるので精一杯でしたが、

実家に帰った時は時間のある時は体育館の剣道会に行き様々な方々と稽古をしていきました。

異動や、結婚、子供の誕生等でいろいろありましたが何とかいける時には頑張っていき練習し三段も合格。

数年前は数回落ちましたがやっと四段に合格できました。

 

現在も仕事や生活で行けない時もありますが何とか続けています。

正直防具は重いし、汗臭いし、若い時みたいに体も機敏に動かなくなりました。

試合の稽古は相手した後息切れもして疲れます。

でも剣道をしているときは仕事で怒られたり嫌な事があっても忘れられ没頭できる。

終わった後はまた明日頑張ろうと気持ちが楽になり直ぐに就寝。

怪我も病気もなく何とか続けてこれてます。

ここで辞めても何にもならない。無駄です。

 

自分の人生も何年あるかわかりませんが、剣道をしているときは生きている実感があります。

健康にも気持ちにも鍛えられるので一生が修業だと思ってますので

これから更に苦しいことあっても乗り越えて行こうと思います。

 

30年経ちましたが剣道を続けてこれて良かった。

今後も40~50、それ以上続けられるように努力、精進します。



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